漫画・本 | 本買取アローズ - Part 23

みなさん、こんにちは！
今日は「それでも町は廻っている」を買取ました！

喫茶店「シーサイド」でウェイトレスのアルバイトをしている女子高生・嵐山歩鳥が主人公の、日常コメディー漫画。
ある日、マスターの磯端ウキの思いつきで、シーサイドはメイド喫茶としてリスタートすることになった。しかし関係者の誰もメイド喫茶を知らないため、ただメイド服を着ただけのメイド喫茶。メイド一号となった歩鳥の周りで起こる日常を中心に描かれるお話。
日常コメディーらしく、のんびりとしてゆるいギャグが魅力的な漫画です。一読しただけではふーんという感想で終わってしまいそうですが、繰り返し読む内に歩鳥のボケっぷりや周囲を巻き込むトラブルメーカーっぷりにだんだん安定感を覚えてきました。歩鳥自身が目のない台風のようでドタバタ慌ただしいけれど、彼女の世界はそれが平和なんだなと感じます。また、作中で宇宙人や幽霊といった超常的な存在も扱われますが、あくまで日常の一部として描かれています。日常の要素が徹底している印象を受けました。
考えて読み込むのも、何も考えずに読むのもいいと思える漫画です。

本買取アローズでは漫画買取も行っております。
漫画買取申込はこちらからどうぞ！

みなさん、こんにちは！
今日は「34歳無職さん」を買取ました！

34歳、働き盛りな三十代半ばで、一年間無職をすることを決意した女性が主人公の漫画。彼女が無職さんとなったきっかけは、会社の倒産。それから思うところがって一年間何もしないでいようと決めたのです。
無職さんは自堕落なニート生活を送っているわけではなく、家事炊事をこなして、きちんと一人で暮らしていく様子が描かれています。静かで穏やかな無職さんの日常は、何もしないでいる部分がしっかりしているので、無職がこんな感じでいいの？と初見では感じてしまうかもしれません。
しかし、このお話は、無職さんの日常の些細な出来事がするりと入ってきてありのままを受け入れられる部分が魅力だと思います。くすっと笑うところで同じように笑ってしまったり、ふと思い立ったことに共感したり、誰にでも起こりうる事象をそれだけ受け止めている無職さんがこの物語の主軸にあるのでしょう。また読む側としては、34歳女性の一日をそっと覗くことに少しだけドキッとしてしまいました。ぜひ読んでみてください！

本買取アローズでは漫画買取も行っております。
漫画買取申込はこちらからどうぞ！

みなさん、こんにちは！
今日は「デンキ街の本屋さん」を買取ました！

コミック専門店で働く、マンガを愛する書店員さんたちの青春コメディ漫画。基本的には、個性豊かで濃いキャラクター達が和気藹々としている書店の日常が描かれています。ただし書店と言っても、普通の書店とは異なってちょっとオタク向けな専門店が舞台と。それだけに内容もマニアックでコア、お約束の交えつつネタがてんこ盛りです！
マンガ好きな人間ならば納得する、つい共感してしまう名言や迷言も多くあり、「マンガは一期一会」というセリフには思わず強く頷いてしまいました。また、デンキ街の書店らしい仕事ぶりも描かれていて興味深いです。
何より、絵柄がかわいいのは大きなポイントだと感じます。かわいい女の子が嫌いな人間なんていない、と言ってしまいたくなります。性格は良くも悪くも個性的で濃い趣味を持っていますけれども。
ラブコメ要素もちらほら存在していますが、後に恋愛要素が主題となったネタも出てきます。青春が感じられる系ギャグで、面白い漫画です。気になる方はぜひ！

本買取アローズでは漫画買取も行っております。
漫画買取申込はこちらからどうぞ！

みなさん、こんにちは！
今日は「機動戦士ガンダム」を買取ました！

「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインおよび作画監督を務めた安彦良和先生が描く、ファーストガンダムの漫画。アムロがガンダムを起動させ、シャアと壮絶な戦いを繰り広げていきます。
ファーストガンダムは、1979年からテレビシリーズアニメが放映されました。あれから20年以上も経過し、満を期しての安彦版コミックの登場に歓喜の雄叫びを上げたファンも多いと思います。ストーリーはテレビシリーズ版をなぞっていきますが、綿密な描写と読者を汲んだ配慮で、とても分かりやすく理解に富んだ漫画です。
名台詞はもちろんのこと、繊細に丁寧に織り込まれたキャラ描写がしっかりしていて素晴らしいです。作りこまれた世界観、そこに生きるアムロやシャア達が生き生きと動く様は、流石であるとしか言いようがありません。
非常に完成度の高い漫画で、ガンダムファン必見です。テレビシリーズ版を見詰めたファンでも、懐かしさと共に新たな発見に納得できると思います。

本買取アローズでは漫画買取も行っております。
漫画買取申込はこちらからどうぞ！