それでも世界は美しいを買取しました

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ニケ・ルメルシエはを降らせる能力を持つ「雨の公国」の第四公女。ジャンケンで負けてしまった彼女は嫌々ながらも国のため、「晴れの大国」の太陽王リヴィウス一世に嫁ぐことになってしまう。

しかも、即位して3年で世界を征服したと聞いた。だが、会った相手はなんとまだ子供であった。さらに、退屈だから雨を降らせろと要求され反発するニケ。

けれども、お互いに危険を回避しつつ信頼を深めていく…

ニケは自らの意志でリビ(リヴィウス)のそばに留まることを決心する。互いに愛し合い支え合いながら、共に歩むニケとリビ。やがて、2人は正式な婚約者となり、運命の輪が回り始めるのだった…

というのがイントロダクションです。

ニケ姫のセクシー系普段着が表紙です。このひと、こうやって悪気なく王子をそそっているんだろうなーと思ってしまいますよね…
話の展開もそうですが、ニケ姫の性格にも驚きでした。「深窓の姫君」の真逆と思ってもらったら良いかと思われます。

ニケ姫は天真爛漫で思ったことをそのまま言うし、思いついたらすぐ動いちゃう性格です。
でも、それだからこそリヴィウスはどんどんニケに惹かれていってしまうのだと思ったりしました。

顔も知らない二人が出会ってすれ違いがあったり、危ない目にもあったりするけれど知れば知るほど好きになってくお話でした。

読んでから感じることは、とにかく主人公の2人が可愛くて愛しくてたまりません。今後もより面白くなりそうなオススメのお話です。

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