記憶をあやつるを買取ました

記憶をあやつるの画像

本日、専門書「記憶をあやつる」を買取しました。記憶をあやつるって、そんなSFみたいなことができると皆さんは想像できますか?そもそも記憶を操るとはどいうことをするのでしょうか?こちらの専門書では、実際には経験していないのに、あたかも経験したかのように記憶させることで脳を操るというのです。「記憶をあやつる」は記憶形成に関する分子を発見し、分子レベルで記憶を操作する可能性を見つけた井ノ口馨さんによって書かれた「記憶」に関する脳研究を解説した本です。実際に経験していない記憶をつくりだす実験など、とても興味深い最新の脳研究について紹介されていて、非常におもしろい内容です。専門的ではありますが、内容は一般読者にもわかりやすく解説されているので読みやすいです。
こちらの専門書の構成としては、第1章に脳研究の歴史、第2章に脳の基礎知識、そして第3章以降からは記憶のしくみについて書かれています。この本の一番のメインテーマはやはり第3章以降の記憶についてですが、冒頭の部分も非常に興味深い内容になっていますよ。例えば、皆さんは1988年にアメリカで公開された「レインマン」という映画をご存知でしょうか?こちらの映画は生き別れになった兄弟のストーリーなのですが、映画の内容というよりも登場人物で非常に注目された映画なんです。それはサヴァン症候群の兄でした。サヴァン症候群の人は知的障害や発達障害を抱えていますが、一方で驚異的な記憶力や計算力など、ある特定の分野で天才的な能力を持っています。こちらの本ではそういったサヴァン症候群を皮切りに脳の不思議について書き始めています。脳科学という少し難しい分野の本ですが、部分的にちょっとしたストーリーなどが入っているので、興味本位で読み始めても大丈夫ですよ。むしろ、あまり脳科学について知らなかった人には、この本を入門書として読んでほしいですね。
脳科学の世界は、私たちが思っている以上にまだまだ謎が多くて奥深い分野です。今後の研究にも注目していきたいですね。脳科学の世界に興味のある方は専門書「記憶をあやつる」をぜひ読んでみてください。本買取アローズでは「記憶をあやつる」を書かれた井ノ口 馨さんの著書「記憶をコントロールする 分子脳科学の挑戦」の買取も行っていますので、詳しい専門書の買取情報は専門書買取ページをご覧下さい。皆さまの自宅にある専門書があればぜひお売り下さい。また、漫画や教科書などの幅広い分野の本を買取していますのでお気軽にお問い合わせ下さい!本買取アローズ一同お待ちしております!

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